上段は3年生の国語です。自分の考えを相手にわかりやすく伝えるためには、「はじめ・な

か・おわり」の構成を考え、文章を書く学習でした。例えば、「旅行に行くなら山がよいか、

海がよいか。」を自分で選び、その理由をわかりやすく説明するための文章を書くという内容

です。『相手意識を持って。相手にわかりやすく。』を意識することで、子どもたちの思考力

や言語能力の育成につながります。

 中段・下段は4年生の算数です。「1辺が1㎝の正方形を1段・2段・3段・・・と横に重

ねていった時の段数と周囲の長さの関係を調べよう。」という内容でした。ここでは、段数と

周囲の長さとの関係性を『表を使って』見つけ出し、『段数×4や4×段数』が見えれば20

段の時は80㎝になる。30段の時は120㎝だ。と言った、一般化までを子どもたちが見つけ

出す学習でした。ここでも、子どもたちは自分の考えが友達に何とか伝わるように、相手意識

を持って説明していました。

 国語・算数を問わず、今、子どもたちに必要とされている力は共通していますね。

 キーワードは『相手意識』です。