今年から4~6年生に配置された、小学校専科理科の教員の授業。1学期末の子どもたちへのアンケートで、「理科の勉強は好きですか」との問いに4年生の98.7%の子どもたちが「好きだ」と答えてくれました。

 さて、そのような理科の授業風景です。ヒトの体のしくみを学習後、「他の動物も、ヒトと同じしくみで体を動かしているのだろうか?」という学習問題で子どもたちの解剖が始まりました。「何で調べるの?」と期待と不安が入り混じった表情の子どもたちに配られたのは・・・、なんと「魚のにぼし」でした!

 丁寧に子どもたちは竹串を使って、「にぼし」を分解していき、綺麗に「骨」「肉」の部分を取り分けていました。その後、教室に戻ってタブレットPCを活用しながら、魚以外の動物の体についても調べ、そのことを記録していました。

 子どもたちが理科が好きになる理由がわかる。そんな2時間でした。